とある病院の部屋

お花と洋服

大切な人が入院してしまうのは、身うちだけでなく、知人、友人としてもつらいものだと思います。
退院してから、もとの生活に戻るまで時間がかかってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、さりげなく、その人を元気づけるような退院祝いを渡してあげたいです。
私が病気をして入院した経験があるのですが、
退院したときに頂いてうれしかったものは、お花と洋服になります。
もともと植物が大好きだったので鉢植えのお花をもらったのですが、
ものすごくうれしかったです。
ピンクのバラ
当時から10年の月日が流れましたがそのときにもらって
鉢植えの植物はいまでも元気にそだっているのです。
あの当時より、30センチも大きくなっています。
この鉢植えをみると、あの当時のことが思い出されたりするんですよね。
洋服も、とても素敵な洋服で早く治って着たいと思ったことがありました。
大切な人に送りたい退院祝いを考えた場合、まずその人の趣味を考えて、
好きなものを送ったり実用的なものを送ると喜ばれるのではないでしょうか?

たとえば、母が1カ月の入院を経て退院をしてきたのですが、
まだ大きなコルセットをしている状態でした。
そんな体ではいままでの洋服はぜったいに着れないとわかっていたので、
退院祝いに洋服をあげました。

それも地味な色のものではなくて、少し明るめの色を選んだのです。
デザインも、若々しいデザインのものにしたのですが、とても喜ばれたのです。
長い入院生活の中ではどうしても、暗くなりがちでしょう。
ですから、退院したら明るく元気になってほしいという願いを込めて
明るくてきれいな色のパンツなニットを渡したのです。

さらに、肩を負傷して重いものはなかなか持てないといっていたので、
軽くて手先を動かすようにと、毛糸を渡したのです。
ちょっとした編み物がしていけたらリハビリにもなるでしょう。
とくにお年寄りの場合、入院が長引くと、体が動きにくくなってしまうケースがあると聞きます。
人によっては、ボケてしまう人もいると聞きます。

そんなことがないように、なるべく退院してすぐに頭をつかったり手先を使う訓練などが
できたほうがいいと聞きましたので、それを実践したのです。
若いかたには、そういう心配もなく好きな物をあげればいいと思いますがお年寄りに
差し上げるものは、結構その後の生活を考えてものをあげたほうがいいと思います。

お守りなんかも喜ばれます

あとは、お守りとかもいいかもしれないです。
お守りってもらうとうれしくないですか?
私はうれしいです、その人がわざわざお参りにいってくれたという気持ちもうれしいですし、
最近は、パワースポットがかなり人気ですのでパワースポットで
購入したお守りなどをあげるのは結構喜ばれるのだと思います。

いろいろ送りたいものはありますが、その人のことをしっかり思い浮かべて
元気になってほしいという気持ちがこもっていたら、
頂いた人にその気持ちは自然とつたわっていくんじゃないでしょうか。