喜ぶ同僚の姿

職場の同僚・上司へ快気祝いを選ぶ時のポイント

長く職場で仕事をしていると、体調を崩してしまうということもよくあります。
もし病気やケガなどで一時的に職場を離れるようになってしまった場合は、回復をしてから療養中にお世話になった人への御礼として「快気祝い」を送るのが常識です。

職場関係以外にも普段からお世話になっているコミュニティなどがあり、かつ療養中にお見舞いなどを受けているなら、快気祝いを手渡すようにしておきましょう。
快気祝いはお見舞金に対してのお返しという意味がありますが、それと同時に自分が回復したということを周囲に知ってもらうということも目的です。

手渡す時には元気になったということを説明するとともに、療養中に迷惑をかけたり気を使わせてしまったということへ御礼を告げるようにしましょう。

快気祝いはお返しの意味があるとは言いましたが、現金でお返しをするということはあまりありません。
品物としては、健康や元気になるということを連想するような食品などを配ることが一般的になっています。

これは自分自身が回復したということを示すと同時に、周囲にも「病気にならずに健康に過ごして欲しい」というメッセージを伝えることになるからです。
職場内で配るとしたら、日持ちしやすく配りやすい焼き菓子などのお菓子や、栄養ドリンクなどの健康を意識した飲料にするのがおすすめです。

個人的に受け取った場合は送付する

社内でも直属の上司や個人的に親しくしていた人からは、個別に見舞金を多めにいただくということもあります。
そうした場合は他のスタッフ同様にお見舞いを渡すのではなく、個別にお返しをした方がよいでしょう。

このとき社内で別途手渡すようにしてしまうと、どうしても周囲から区別をされているかのような印象になってしまうので、御礼は口頭のみで行い品物は別途配達されるというようなことを告げておきましょう。

個別に送る場合にも、品物としては健康を意識したものにするのがおすすめです。
人気の商品としては高級米セットや老舗の加工食品セット、自然食材を使ったジュースといったようなものがあります。

あまり食品が好まれないという場合には、タオルや入浴セットといったものもよく選ばれていますね。

健康ということでいけば「きき湯セット」や「洗剤セット」「オーガニック石鹸セット」といったようなものも良いでしょう。
どうしても決めることができないという場合には、金額に合わせたカタログギフトなともありますので、そうしたところから選ぶようにしてみるのもよいでしょう。

お返しとして送る場合は先に受け取った見舞金にもよりますが、一般的には3千円~5千円くらいのものが適当でしょう。