年配の方への内祝い
お祝いをいただいたらお返しするのが礼儀ですが、年配の方への内祝いはとても気を使うものです。
迂闊なものを贈ると生意気と感じさせてしまったり、失礼にあたったり、気合いを入れすぎて逆に気を遣わせてしまったり、と考えれば考えるほど難しいと感じます。
ですが実際に贈って喜ばれるギフトが何なのか、事前に分かっていればそんな悩みも減ります。
ここでは年配の方への内祝いの品物として、好まれるものをご紹介しましょう。
内祝いとして好まれているもの
こちらが選ぶ時に好みが分からなかったり、好みを知ってはいても悩んでしまうことも多いです。
そういった場合にはやはり、カタログギフトが良いでしょう。
自分の好きな物が選べるため、先方にも喜んでもらいやすいです。
お相手がお茶好きな方であれば、一般的に内祝いには贈らないお茶でも十分喜んでもらえます。
この時一言添えて贈ると、より喜んでもらえるでしょう。
また、年配の方以外にも一般的なお米もオススメできる内祝いの贈り物です。
毎日のように食べる物ですし日持ちもしますから、貰って困るということも少なく、喜んでもらいやすいです。
先方がもし料理好きであれば、全形の海苔も良いでしょう。
手巻き寿司をしたり、カットしておにぎりに使ったりと色々な使い方ができるので、海苔が苦手という人でないのなら選択肢に入れたい物の1つです。
塩昆布などは「よろこぶ」の語呂合わせで縁起が良いのでオススメです。
また、ちょっとした有名店のすぐに食べられるようなつくだ煮、お菓子なども喜ばれます。
手間をかけずにご飯と一緒に食べられるようなお茶漬けやふりかけの詰め合わせなども人気です。
他にも即席のスープやお味噌汁など、時間もかからず手軽に食事の一品になるような品物が喜ばれます。
全般的に、後にも残る物よりも食品などの消え物が人気です。
年配の方の中には、体力が衰えて料理が大変になったという人もいますので、そういったことも関係しているのかもしれません。
それを考慮に入れれば、喜ばれるギフトを考えやすいでしょう。
同じ理由から、肉類よりも魚介類の方が喜ばれる傾向にあります。
もちろん、中には魚が苦手で肉類が大好きという人もいますので一概には言えません。
好みをはっきり把握できている場合は、それに合わせた品物を贈るのが一番です。