還暦祝いのパーティ
父の還暦祝いのパーティーを妹家族とうちの家族ですることになりました。
場所は実家で、母が父のために父の好きなメインのお料理を用意して、
私達家族もそれぞれ料理を何品か持ち寄りました。
還暦祝いのパーティーのメインのイベントは、
一人ひとりが考えて用意したプレゼントを言葉を添えて渡すことです。
わたしの家でもそれぞれみんな何を用意しようかと悩みました。
私の実家の父なので、私が一番好みや趣味を知っているということで、
これでどうだろう、どちらがいいだろうと家族に相談されました。
私自身も何を贈ろうかと、いつもの誕生日よりも記念品らしいものをと
ネットでずいぶん調べました。
当日、皆でプレゼントを渡すときにはずいぶん盛り上がり、父もとても嬉しそうでした。
私は父の好きなパズルを珍しい立体のもので用意しました。
他の家族は、湯のみやカットグラス、眼鏡やペンを入れるケース、
5年日記帳、写真たて、お茶碗、コーヒーカップなど様々でした。
特にまだ中学生や学生の孫からの小さなプレゼントはうれしそうでした。
写真たてには、名前や記念日の言葉や日付を入れてありました。
コーヒーカップは、父の好きなものが描かれているデザインのものでした。
私のパズルは、自分では立体のパズルまでは買わないだろうと、
パズル好きで地図も好きな父にと考えた地球儀の立体パズルです。
組み立てると、地球儀として机に飾って眺めることもできるので選びました。
カットグラスは父の思い出の土地の有名なガラス工芸店のグラスでした。
5年日記帳は、毎日日記をつける父のことを考えて選んだそうです。
湯のみも、眼鏡入れも父の毎日の過ごし方を見て考えたものです。
還暦祝いのプレゼントは、やはり本人の喜ぶものをと考えて選ぶことが
一番大事だと思います。
その人に合ったものを
よく自分のことを見ていてくれて、自分のことを考えて選んでくれたと父は感激していました。
小さなものでも、本人のことを思って選ぶプレゼントは喜ばれると思います。
還暦祝いだからと赤いちゃんちゃんこを贈ることも、
決まったパターンの還暦祝いらしいイベントになるので、それはそれでお勧めできます。
赤いちゃんちゃんこは嫌だと言っていたとしても、実際にお祝いの席では、
お祝いしてもらえることを喜んでくれると思うので楽しいイベントになると思います。
それ以外でプレゼントするならば、本人に似合う個性的で、
還暦祝いの雰囲気もあるプレゼントなら何でも喜んでもらえると思います。
例えば、父のように、日記をつける習慣のある人なら、
日記帳の自分では買わないような立派なものもお勧めです。
晩酌をする人ならば、お酒のボトルやグラスも記念品らしいものを選ぶならばお勧めです。
カメラが好きな人には、立派な写真たてに、還暦祝いの記念写真を飾ってもいいですし、
本人が撮ったお気に入りの写真を飾ることもできると思うのでお勧めです。
本人を良く見て、喜ぶようにと考えられたプレゼントだったなら、
なんでも還暦祝いにふさわしいプレゼントになると思います。